アガサ株式会社
https://www.agathalife.com/業種:医療・ヘルスケア ICT
従業員数:100名以下
担当者名: 小林 伸吾
部署: コーポレート部 部長
導入目的
・企業のビジョンを実現できる組織にするため
・社員の帰属意識を見える化するため
運用方法
・月に一度のアンケートでアラートを検知
・スコア状態に沿ったマネージャーによるケア(1on1面談)を実現
効果
・管理職からは気づきにくい不調を発見できた
・社員の抱える課題に対して、原因特定と再発防止が早期に実施できた
インタビュー背景
2015年創業のアガサ株式会社は、医薬・医療分野の文書やプロセスを管理するアプリケーション及びクラウドサービスの開発・運用・提供をしています。ビジョンである「新しい治療法や薬の研究開発をテクノロジーで支援する」を実現する組織を目指し、welldayを活用いただいているコーポレート部の小林様にインタビューをしました。
企業情報
社名:アガサ株式会社 https://www.agathalife.com/
業種:医療・ヘルスケア ICT
人数規模:100名以下
担当者
コーポレート部 部長 小林 伸吾
組織として大事にしているのは「会社と個人が同じ方向を向く」ということです。
当社は「世界中の人々の健やかな人生のために、今わたしたちができること」をミッションに掲げ、臨床研究・治験の文書管理クラウドサービスを通じて、ビジョンを一緒に目指せる人が集まる組織でありたいと考えています。
そのような人が集まるようにバリューは、「正直でオープンであること」にはじまる5つの価値観を設けており、バリューにフィットし、自ら考えて行動してくれる人、そういった方が活躍できるような環境作りをしたいと思うのです。
しかし、人の価値観は変わりゆきます。会社に参画したそのときは同じ方向を向いていても、例えばライフステージの変化をうけ、別の方向を向くこともあると思います。コーポレート部としては、その変化にいち早く気づき、社員と会社双方にとって良い選択ができるようにしたいと考えています。
早く対処できていれば解決した課題が、気付かないうちに深刻化するような状態をなくしたいと考えています。現在、毎月入社してくださる方がいますが、組織規模が拡大し続けているからこそ、一人ひとりのアラートが分かるような状態にし、当社で少しでも長く活躍し続けられる状況を作りたいと考えています。
まずは、シンプルに社員の現状とエンゲージメントの程度を見える化したい、というのが一番の導入理由です。welldayの場合は、エンゲージメント※1とストレスマネジメント※2を見える化・比較できる点がよかったです。
実は前職で他のサーベイツールを導入していました。前職で利用していたものをそのまま活用することも検討しましたが、複数社で比較し、最も費用対効果のよかったwelldayに導入を決めました。
導入検討時には、「サーベイは適当に回答されて、実際は役に立たないのではないか?」「急な退職を本当に防げるのか?」といった点を疑問に思いましたが、回答結果だけでなくAIを活用したスコア反映、カスタマーサクセスによる手厚いサポート、解決策のノウハウがあること、他社の活用例をお伺いし運用面の費用対効果も良いのではと導入を決意しました。
※1ストレスマネジメント 社員が職場環境や業務、人間関係など様々な要因からどれほどストレスを感じているかを表す指標です。エンゲージメントとストレスマネジメントでは、現状ストレスマネジメントを重視して見ています。やりがいを上げることも重要ですが、業務負荷によるストレス状態を早期に検知し、社員をより差し迫った課題からケアしたいためです。
welldayの「スコアの推移」では、ストレスが低下しているように、赤信号が出たらケアするように取り組んでいます。ストレスを示す指標が低下していると、仕事に後ろ向きな動機を抱えている「ワーカホリック」、不満感や疲労感を抱え仕事への意欲を失っている「バーンアウト(燃え尽き症候群)」の可能性を示すサインになっているのです。それらを改善・回復したら、次にエンゲージメントの向上に取り組みたいと考えています。(以下添付画像)
運用面は主にコーポレート部のメンバーが担当しています。毎月のアンケート送信日にコミュニケーションツールから「皆さんアンケートに答えてね」というアナウンスとリマインドを実施しています。回答を忘れている方がいたらコミュニケーションを取りつつひと声かけることで対応してもらうことができ、送信日の当日〜翌日までに回答してくれる率は高い水準を維持しています。
月に一度アンケート結果を含んだスコアが更新されるタイミングで、部長と運用担当者による定例会を開催しています。前月の状況確認や、コンディションに変化のある社員の状態、フォロー内容を主に話し合っています。定例会での内容を受けて、1on1を行い、ケアをしています。
1on1では「結構ストレスを感じているみたいだけど、実際はどうですか?」とフランクにヒアリングするように心がけています。サービスで検知できた現状を中心に、何に困っているのか、またはどこに課題があるのかを引き出すことで対応の質を上げています。
導入して見える化できるようになったのはすごくメリットを感じています。これにより、社員の調子をマイナス状態からゼロに近い状態にすることができました。
残念ながら、実際に離職された方もいたのですが、辞める前の心情の変化がスコアに表れていたことがきっかけで、退職を申し出る前の段階でコミュニケーションを取ることができ、双方にとって活躍し続けらるフィールドがどこなのか話し合うことができました。
また、welldayで捉えた変化をもとに部長同士で議論したところ、お互いの盲点に気付くことができました。これにより、結果として離職に至った場合でも、その事象が起きた背景を深掘りしたり、万が一の場合の組織体制を検討するなどの対策にも繋がりました。
社員の素直さに助けられ、ここまで見える化できています。仮に自身であれば、辞める前はアンケートに良い回答をするかもしれませんが、当社の社員は正直にオープンに書いてくれるので本音で双方が会話することができています。
これまでの利用を通じて、マイナスからゼロの状態に近づけることはできました。今後は、さらにプラスの状態にしたいと考えています。起きている課題を解決するだけではなく、エンゲージメントを高めていくことで、より前向きに会社と個人が同じ方向を向く組織を創っていきたいです。
今後、welldayにさまざまな企業の知見が集まり、気になる状況に対して対処法を複数提示してくれたり、参考となる一つの情報として知ることができるようなサービスになることを期待しています。
「wellday(ウェルデイ)」の概要
welldayは組織の状態に合わせたオリジナルのゴールを設定し、従業員一人ひとりの課題に最適化したソリューションを提供する業界初のエンプロイーサクセスプラットフォームです。隠れた課題を確実に発見・解決し、従業員エンゲージメントの最大化を実現します。
▼サービスについて詳しく知りたい方はこちら
https://wellday.jp/
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