組織を再編した新社設立時に活用。メンバー個々の状態のモノサシを通じて、コミュニケーション機会が増えたことの価値。

クラフトバンク株式会社

https://craft-bank.com

業種:IT/通信

従業員数:100名以下

担当者名: 岩本 光博

部署: 人事

導入目的

・即時性と客観性を担保しながら、メンバー一人ひとりに寄り添える状態をつくるため

活用方法

・週次でメンバー全員のエンゲージメントを振り返るために

・変化がありそうなメンバーと何気ない会話をするきっかけとして

・個人の状態把握から、打ち手の効果測定までワンストップで活用

効果

・メンバーの悩みを知るための早期のアラートになると感じる

・ミッションの見直しを実施するきっかけとなり、メンバーの活躍を促すことができた

組織を再編した新社設立時に活用。メンバー個々の状態のモノサシを通じて、コミュニケーション機会が増えたことの価値。

クラフトバンク社へのインタビュー
建設テック企業であるクラフトバンク株式会社で人事を統括する岩本様に、2021年4月に実施した新社設立化時のwelldayの活用方法やその効果について伺いました。

企業情報
業種:情報通信業
企業規模:100名未満
クラフトバンクは、建設業界における課題解決に取り組む建設テックスタートアップです。全国 23,000社の建設工事会社の施工力・工事履歴DBを蓄積しています。このDBと建設工事会社での業務改革で得た知見を活かし、”工事受発注に関わるプロダクト開発”と“建設業経営者向けのDX支援事業”を展開しています。

担当者 岩本 光博 (Mitsuhiro Iwamoto):

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経歴
大学在籍中に19歳でアパレルで起業、不動産事業を展開し27才で事業譲渡。2015年株式会社リクルート住まいカンパニーへ入社し、買取再販の不動産企業を担当。
2018年4月よりクラフトバンク株式会社の新規事業開発として入社。現在は採用含む、人事全般を兼務しつつ事業開発に従事。

人事として大切にしていること
一次情報を自らの目で確かめることです。メンバーの状態に関わることや、考えに関わることは、何となく聞いたことだけで判断するのではなく、自ら確かめにいくことが大切だと考えています。

目次

導入目的

メンバーそれぞれの状態に寄り添うために

新社設立時以前の150名規模の段階からツールを利用をしていました。多様な背景や思想をもつ人が、会社に集まるため、一層メンバーの働き方の改善が大切になると考えたのです。また、当時から組織の課題もあり、ツールを導入しました。

wellday導入以前にサーベイツールを導入して感じたこと

最初に導入したのはメンバーのエンゲージメントを測るサーベイ(アンケート)ツールでした。2、3ヶ月に1度、メンバーにアンケートを取得する運用で、このアンケートを通じて各個人のコンディションの可視化はされたものの、当初の目的には沿いませんでした。アプローチすべき人をタイムリーに発見できなかったのです。

また、アンケートでは可視化される内容には多少の偏りが出ると感じていました。アンケートの特性上、メンバーから能動的に声をあげてもらう必要があるため、自らアラートを出せる内容しか、明らかになりにくい側面があります。また、全員に一律の内容を質問しているため、個人の状態の特定が困難でした。結果的に、一人ひとりのの状態に寄り添えませんでした。

初期ユーザーとしてwelldayを選んだのは、客観性とリアルタイム性

実を言うと課題を感じていた当時、たまたまwelldayを知りました。当初プロダクトはなく、レポーティングのみでしたが、welldayのプロダクト提供価値とアップデートの早さに可能性を感じ、利用を決めました。AIでSlackなどのコミュニケーションデータを解析することで、メンバーに負担なく、週次のサイクルでコンディションが分かる。この特徴により、細かな変化にいち早く気づけると考えたのです。その後2年継続しましたが、当時の感覚は間違いではなかったと感じています。

活用

welldayを通じて毎週メンバーコンディションを確認し、会話のきっかけとして活用

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メンバーに動揺が生まれる局面でwelldayを活用

新社設立したタイミングでwelldayの効果をより実感できました。前向きな分社化であっても、メンバーにとっては大きな環境の変化ですから、動揺する人もいて、会社全体への影響が大きい出来事でした。さらに、コロナによる対面機会の減少で、個人の状態を知る術が減りました。ただ、社内コミュニケーションのほとんどをSlack上で行っていたこともあり、welldayの解析がドンピシャだったんです。

メンバーの状態把握から、発見された課題へのアクションにまで活用

クラフトバンクでは、社員約30名に対してコーポレート部門の3名で分担しながらみています。welldayは1週間ごとに更新されるので、必ず毎週月曜日に確認することにしています。

フルリモートだと気づかなかった変化が分かり、welldayの結果をもとにアクションができました。メンバーにさりげなく声をかけたり、マネージャーに対してメンバーコンディションを確認するのにも役立っています。また、個々人の中長期的なことを話す場である「タレント開発会議」でも、議論のベースとして活用できました。

効果

気づけなかったメンバーコンディションの変化を、早期にキャッチアップするきっかけが生まれた

※画像はイメージです。当時の実データではございません。

Craftbank

メンバーにとってwelldayは早期のアラートになると感じる

目の前の業務と達成すべきミッションを接続できる余裕のないメンバーは、スコア上でも特に調子がよくない傾向が現れていました。どんなに楽しく働いていても、一度も悩まないメンバーはいないと思います。人も企業も成長をしていくためには、悩み、考え、行動していくことが必要です。welldayを活用してみて、悩みを言語化しアウトプットできていないタイミングで、変化や気づきを与えてくれている気がします。かなり早期にアラートを鳴らしてくれているサービスではないでしょうか。

業務内容の見直しのきっかけになり、メンバーがより活躍できる

また、客観データを活用したスコアなので、メンバーの声を直接聞くだけでは気づけない状態変化も発見できました。例えば、本来はモチベーションが高い人であるにも関わらず、十分に挑戦する機会を与えられていなかったことがありました。welldayでモチベーションの変化に気づいたことにより、別プロジェクトにアサインされ、業務内容の見直しを実施し、より活躍しているメンバーもいます。

welldayを通じてメンバーと対話する機会が増えたことで、新社設立後のメンバーのワーク・エンゲージメントは非常に高い状態でした。良い船出ができたと感じています。

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※インタビュー風景:左から クラフトバンク株式会社 岩本 光博 、株式会社wellday 近藤 尚青(敬称略

今後のwelldayに期待すること

新しい人事のありかたを指し示せる

また、welldayの「エンプロイーサクセス※」という概念をスタンダードにすることは、先駆的な取り組みだと感じています。まさに、クラフトバンクでもメンバーが成功体験を積み上げたり、成長したりしていくことが、事業や企業の成長に繋がると考えています。welldayの提供するメンバーのモノサシがスタンダードになり、人事の新しいありかたを切り拓く存在になることを期待しています。

エンプロイーサクセスに挑戦するクラフトバンク社について

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職人不足が加速度的に進行する建設業において、職人が本質的な価値を出すことに集中する環境づくりは急務です。かつては「下請け」として受発注の下流にいた職人が、業界のルールメイカーになる日はそう遠くありません。クラフトバンクは職人企業のパートナーとして、彼らの成長にコミットし、魅力的な業界をつくっています。

建設業界は特殊な慣習やコトバに溢れていますが、事業にかかわるメンバーの多くは建設業にルーツを持っており、4年間のマッチングプラットフォーム運営のナレッジも蓄積しています。業界外からジョインしたメンバーや女性も活躍しており、20代、30代を中心としたとてもフラットな組織です。

クラフトバンク社では、一緒に働く人を募集しています。
https://www.wantedly.com/companies/craftbank

※エンプロイーサクセスとは 従業員の成功と企業の成功と両立させる概念です。従業員の体験やウェルビーイングに注力しながら、売り上げや企業の成功に繋げていきます。

「wellday(ウェルデイ)」の概要
welldayは組織の状態に合わせたオリジナルのゴールを設定し、従業員一人ひとりの課題に最適化したソリューションを提供する業界初のHRソリューションです。隠れた課題を確実に発見・解決し、従業員エンゲージメントの最大化を実現します。

▼サービスについて詳しく知りたい方はこちら
https://wellday.jp/

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クラフトバンク株式会社

https://craft-bank.com

クラフトバンクは、建設業界における課題解決に取り組む建設テックスタートアップです。全国 23,000社の建設工事会社の施工力・工事履歴DBを蓄積しています。このDBと建設工事会社での業務改革で得た知見を活かし、”工事受発注に関わるプロダクト開発”と“建設業経営者向けのDX支援事業”を展開しています。

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