部下に意欲的に働いてもらうためには?積極性を引き出す方法を解説

生産性ワーク・エンゲージメント

従業員に積極的に仕事に取り組んでもらうことができれば、生産性の向上が期待できます。従業員に意欲的に仕事に取り組んでもらうためには、どのような施策を行えば良いのでしょうか?
この記事では意欲的な姿勢とは何かや、どのような施策を打てば従業員の意欲を上げられるかを解説していきます。ぜひ、従業員の意欲を上げていきたいと考えている方は、この記事を参考にしてみてください。

本記事のサマリー

  • 意欲的とは、物事に対して積極的に取り組む気持ちが溢れていることを意味する
  • 意欲的な従業員は、自己肯定感が高く積極的に業務に携われる
  • 従業員が意欲を持てば生産性が上がり、企業の成長スピードも上げていける
  • 従業員の意欲を上げれば、離職の防止ができる
  • 自分の成長を感じられたり、他人に褒められたりすると意欲が高まる
  • 企業が従業員に働きかけることで、仕事に対する意欲を上げられる

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意欲的とは

従業員の意欲を湧かすために、最初に「意欲的」の意味について理解しておきましょう。

意欲的の意味

意欲的とは、物事に対して積極的に取り組みたい気持ちが溢れている状態を意味します。例文を紹介すると「彼は意欲的に仕事に取り組む人物と評価されている」のように使用します。つまり、物事を前向きに考えて推し進めることを表すために使用される言葉です。

意欲的の類義語

意欲的の類義語には、さまざまなものがあります。その中でも代表的な類義語が「自発的」や「積極的」です。

自発的…自分から働きかけて行動すること
積極的…物語を自ら進んで行うこと

どちらの類議語も、自ら率先して行動することを意味します。このように、物事を積極的に推し進める意味を持つ言葉は意欲的の類義語に該当します。

意欲的の対義語

意欲的の対義語となる言葉とは、何事にもやる気がない様を言います。代表的な類義語には「消極的」や「無気力」があります。

消極的…自分から進んで物事をしないこと
無気力…何もやる気力がわかないこと

どちらの対義語も、物事に消極的でやる気のない状態を意味します。このように、物事に消極的で進まない意味を持つ言葉は意欲的の対義語に該当します。

意欲的と主体的の違い

意欲的と間違われやすい言葉として、「主体的」があります。
意欲的は、仕事に興味を持ち、自ら積極的に関わろうとする状態を意味しています。その一方で、主体的とは、仕事の目標を掲げて、自分自身で判断し達成していける状態を意味しているのです。
主体的は目標に向かって進む姿を指しますが、意欲的は物事に興味・関心を持つ姿を指します。

意欲的な姿勢とは

意欲的の意味を解説しましたが、意欲的な姿勢とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか?ここでは、意欲的な姿勢とはどのような状態を示すのか解説します。

自ら率先して行動する

仕事に意欲的な姿勢を持つ人は、誰かに指示される前に行動できます。
会議で参加者に資料を配布するシーンを想像してみましょう。 仕事に意欲的に取り組んでいる人であれば、上司に指示される前に、参加者分の資料をコピーして配布できます。このように、仕事に意欲的な姿勢を持つ人には、能動的な態度が見受けられます。
指示通りに仕事をこなすだけに留まらず、「より良い仕事をこなすためにはどうすれば良いのか?」と自ら率先して行動していけるのです。

物事に積極的に挑戦できる

新しいことに挑戦し続けられる人は、仕事に失敗はつき物だと理解し、反省して次に活かす大切さを理解しています。そのため、仕事で失敗しても「反省して次に活かせば良い」と前向きに捉えることができて、クヨクヨと悩み続けることはありません。
自己肯定感が下がりにくいため、仕事で失敗しても再挑戦していけるのです。仕事に意欲的な姿勢を持つ人は、このように物事に積極的に挑戦していけます。

自分の能力を上げるために努力する

仕事に意欲的な姿勢を持つ人は、知識や技術を習得するために努力を怠りません。なぜなら、仕事の目標を達成するために努力を惜しまないためです。
目標達成をするために、自分を客観的に評価して、不測している能力を上げる努力をしています。周囲の人の役に立ちたいと思っており、時間がかかっても、粘り強く努力していく傾向があります。 このような努力を惜しまず知識を蓄えていけるため、職場で創造性を発揮しながら働けるのです。

失敗を他人のせいにしない

仕事に意欲的な姿勢を持っている人は、失敗を他人のせいにすることはありません。なぜなら、仕事の目標達成に意欲的で、強い責任感を持っているためです。
仕事のミスに遭遇しても「自分自身に原因はなかっただろうか?」「どうしたら、失敗を取り戻せるのか」と自分事に捉えていきます。失敗して落ち込むことも少なく、反省を活かして物事に取り組んでいけます。

他人に思いやりがある

自分と他人の存在価値を認めて受け入れていて、相手の気持ちや意思を尊重すると仕事が進めやすくなります。仕事に意欲的な姿勢を持っている人は、自分の目標を達成するために、周囲の力を借りなければいけないことを理解しています。 そのため、周囲を思いやることができるのです。
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従業員が意欲的に働くことによるメリット

従業員の仕事に対する意欲を上げることで、組織にどのようなメリットがあるのでしょうか?次に、従業員が意欲的に働くメリットについて解説します。

企業の成長スピードが上がる

従業員1人1人が意欲的に仕事に取り組めば、生産性が向上し売上にも繋げられるため、企業の成長スピードが上げられます。
1人1人が高いパフォーマンスを発揮していけば、高品質なサービスが提供できるようになります。顧客満足度が上がれば、リピーターや紹介の顧客を増やしていけるでしょう。

職場の人間関係が良くなる

従業員1人1人が仕事に対して意欲的に取り組めるようになれば、お互いを尊重し合えるため、社内のコミュニケーションが活発になります。困ったときには助け合い、互いに励まし合えるチームを形成していきます。
また、お互いを認め合え、意見を出し合えるため新たなアイデアが生まれる機会が増え、イノベーションが起きやすくなるのです。

会社の定着率が上がる

従業員の仕事に対する意欲を上げられれば、離職防止ができて会社の定着率を上げられます。なぜなら、仕事に対する意欲を上げられたら、どのような業務でもポジティブな気持ちで取り組めるためです。業務に対して不平不満を持ちにくくなり、充実感が得ながら働けます。
また、意欲的な人は自分と他人の存在価値を認めており、困ったことがあれば社内の人に早い段階で相談できます。そのため、1人で悩む機会が減り、メンタル不調になることもありません。その結果、離職率が下がり、会社の定着率を上げていけます。

教育コストが削減できる

仕事に意欲的な姿勢を持つ人は、知識や技術を磨くことを怠りません。自分自身で知識や技術を能動的に身に付けていくため、成長スピードが速いです。
セルフトレーニングで行って自己成長できれば、従業員の研修を行う回数も少なくて済みます。また、仕事に意欲的な姿勢を持つ人はセルフトレーニングで分からないことがあっても、上司や先輩に聞くでしょう。このように自己成長していけるため、従業員の教育コストが削減できます。

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従業員が仕事に意欲的に取り組むキッカケ

従業員に仕事に意欲的に取り組んでもらうためには、動機付けが必要です。 どのようなキッカケがあれば、仕事に対する意欲が芽生えるのでしょうか?施策を検討する前に、従業員のモチベーションが上がるキッカケについて理解を深めておきましょう。ここでは、従業員が仕事に意欲的に取り組むキッカケについて解説します。

自分の成長が感じられる

苦労した仕事ができるようになったり、上司のサポートがなく仕事が進められたりしたときなど、自分の成長を実感できたら意欲が上がります。 その理由は、自分の成長を実感することで自信が持てるようになり、あらゆる業務に積極的に挑戦していこうと意欲が芽生えるためです。

仕事において自分の成長が感じられる瞬間は、以下のような瞬間です。

・成功体験が積めたとき
・新しい仕事を覚えて成長を感じられたとき
・上司のサポートが不要になったとき

他人から褒められる

従業員の仕事ぶりを正しく褒めれば、相手の意欲を上げられます。なぜなら、相手の承認欲求を満たせるためです。承認欲求が強い従業員は、仕事やプライベートが上手くいっていないことが多く、自信が持てていないケースが多く見られます。自分に自信が持てないと、意欲的に仕事に取り組むことはできません。 しかし、他人から褒められることで、自己肯定感を少しずつ上げていけます。自己肯定感が上がり自信が持てるようになれば、さまざまな物事に積極的に挑戦していってもらえます。

仕事に責任を感じられる

従業員が与えられた仕事に責任を感じられると、意欲が上がります。
その理由は、責任がある仕事を与えられるほど、周囲から期待されているのだと実感できるためです。仕事に対する意欲は成長が感じられたり、周囲から褒められたりしたときだと説明しました。これらを実感できるのが、責任のある仕事を与えられたときなのです。責任がある仕事を与えると、当事者意識や責任感を養えます。

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仕事に意欲的になってもらうためにできること

会社側が従業員に対して働きかけることで、仕事に意欲的になってもらえます。そのため、どのように働きかければ良いかを把握しておきましょう。ここでは、仕事に意欲的になってもらうためにできることをご紹介します。

部下の目標を一緒に決める

部下の目標を一緒に決めてあげると、仕事に対する意欲を上げていけます。
その理由は、自分自身で設定した目標は達成したいと思えて、仕事に対する意欲が芽生えてくるためです。その目標を達成させたい気持ちが強いほど、仕事で嫌なことがあってもネガティブな感情になりにくくなります。
このように、仕事における目標を決めることは、意欲を持たせるために必要です。そのため、上司は部下の目標を一緒に決めてあげてください。目標を決めるときは、ベーシック法を使用すると具体的に決められます。

[ベーシック法]
目標の設定:なにをするの?
達成基準の具体化:どのぐらいするの?
期限の具体化:いつまでにするの?
達成計画の具体化:どうやってするの?

職場を見直してみる

従業員が、会社や業務に対して愛着を持てれば、あらゆる業務に意欲的に取り組んでもらえます。そのために、従業員が会社の将来に期待できるような「企業理念」「企業戦略」「目標」を作り、社内に浸透させていきましょう。
従業員が仕事に対して愛着を持っているかは、eNPS調査で調べられます。eNPS調査とは、従業員が会社に対して、満足している部分と不満を抱いている部分を可視化する調査です。この調査結果を参考にしながら、職場を見直して改善していけば、従業員が愛着を持って働けるようになります。

部下が叶えたい目標をサポートする

従業員は仕事を通じて、自己成長していきキャリアを築いていきたいと思っています。これらの欲求を満たしてあげれば、仕事に対して意欲的に取り組んでもらえるようになります。そのため、上司は部下が叶えたい目標を聞き出して、実現できるようにサポートしてあげましょう。
責任ある仕事に取り組んでもらい、失敗した場合のセーフティネットを設けてあげると、従業員は物事に意欲的に取り組めるようになります。自分の無限大の可能性を感じながら業務に取り組めれば、高いモチベーションが維持できます。そのため、上司は部下が叶えたい目標をサポートしてあげましょう。

部下を正しく褒める

上司が正しく褒めることで、部下の意欲が上がります。
なぜなら、誰もが「他人から褒められたい」「相手に感謝されたい」という承認欲求を持っているためです。部下を褒めて承認欲求を満たせば、意欲が上がり仕事のパフォーマンスが良くなります。 そのため、部下を褒める場合は、相手が納得できるような褒め方をしましょう。

[相手が納得できる褒め方]
・具体的な行動を褒める
・肯定形で褒める
・Iメッセージで褒める(※)
・プロセスを承認する
(※)Iメッセージとは「私は〇〇をしてくれて嬉しい」と、相手の行動をどのように感じたのか言葉で表現することをいいます。

褒めると叱るのバランスは「3:1」が理想と言われています。そのため、高頻度で褒めるようにしましょう。

チームで励まし合う

メンバーの意欲を上げるために、チームを形成して励まし合える環境を作りましょう。1on1や社内イベントを開催してコミュニケーションを活性化する方法が効果的です。
仕事では、失敗して落ち込むこともあります。1人で仕事の失敗に関して落ち込んでいると、自信喪失してしまい、仕事に対する意欲が落ちてしまいます。 このような問題は、仲間同士で励まし合い解決しましょう。仲間同士で助け合うことで、気持ちが落ち着き「チームメンバーのために頑張ろう」と意欲を取り戻すことができます。
職種によっては、単独で仕事をする機会が多い場合があります。このような場合は、社内イベントや勉強会を開催して、交流できる場を提供してあげましょう。

外発的動機付けを与える

報酬や職場環境の改善など外発的動機付けも、メンバーの意欲を高める効果があります。
与えられた目標を達成したら、給与が上がったり、インセンティブを受け取れたりすると嬉しいものです。 外発的動機付けの継続性は低く、一定以上の報酬を与えたら効果が発揮しにくくなります。
しかし、外発的動機付けは短期間でメンバーの意欲を上げられます。
例えば「プロジェクトが成功に終われば、インセンティブを付与する」と伝えれば、プロジェクトメンバーは意欲的に仕事に取り組むことでしょう。
このような効果が期待できるため、短期的に集中して成果を上げて欲しいというときは、外発的動機付けを与えてみましょう。

評価制度を見直す

従業員の仕事に対する意欲は、適正な評価に左右されていきます。適正な評価は、従業員の仕事に対する意欲に直結するため、納得してもらえる評価制度に改善していきましょう。現在の評価制度は、仕事に対する貢献度だけでなく、業務プロセスについても正しく評価されるものになっているかチェックしてみてください。企業と従業員の双方が納得できる基準になっているか評価制度を見直し、必要に応じて改善していくように努めましょう。納得できる評価制度を設けるために、事実に関する情報を収集したり、評価基準を明確にしたりなどの工夫が必要になります。

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まとめ

今回は、従業員の仕事に対する意欲を上げる方法をご紹介しました。意欲を上げるためには、どのようなキッカケで従業員のやる気が上がるのかを把握しておくことが大切です。その上で、仕事に対する意欲を上げるための施策を打ちましょう。この記事では、仕事に対する意欲を上げるための施策をご紹介したため、参考にしながら取り組んでみてください。

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